多方向からX線を照射し、体の断層像を撮影します。複数の断層像のデータをコンピュータ処理することにより、病変部の3次元的な把握が可能になります。
通常のレントゲン検査に比べて解像度が高く、小さな病変の発見や、病変部の広がりを特定するのに有用です。造影検査を組み合わせることでより細かい評価が可能となります。
適応症:腫瘍、脊椎疾患、血管異常、特に大型犬の肺野の精査、歯科疾患など
長所:MRI検査に比べて麻酔時間が短い。3D画像の作成が可能。
短所:全身麻酔が必要なことが多い。脳や脊髄の評価はMRIに劣る。
詳しくは下記の動物病院までお問い合わせください。
アイ動物医療センターつくば(CT・MRI) | TEL:029-858-8877 |
アイ動物医療センター高萩(CT) | TEL:0293-24-3535 |
CT検査を受ける際には全身麻酔が必要になりますので、当日は絶飲絶食で来院されるよう、お願いします。また、麻酔を安全に実施できるかどうかの検査(身体検査や血液検査)も合わせて行わせていただきます。
※主治医様でこれら検査が実施済の場合は省略も可能です。
(主治医様での検査結果をご持参ください)
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