リハビリ・フィットネス

リハビリテーションとは

Rehabilitation(リハビリテーション)の語源はラテン語でリ、ハビリス、エーションの3つの言葉から成り立っています。re-リは「再び」を意味し、-ationエーションは「〜すること」を意味します。この間に挟まれたhabilisハビリスは形容詞で「適した」「ふさわしい」という意味を持ちます。つまりRehabilitation(リハビリテーション)とは「再び適したものにする」「再びふさわしいものにする」という意味になります。

リハビリテーションは単なる機能回復ではなく、「人間らしく生きる権利の回復」や「自分らしく生きること」が重要で、そのために行われるすべての活動がリハビリテーションです。

そして今、人間にリハビリテーションが必要になってきたように犬にもリハビリテーションが必要になってきました。病気からもとの生活にもどるためのリハビリテーション、また人間でいう生活習慣病に犬もかかるようになったことや高齢犬の体力維持や家での過ごし方に対するケア、肥満に対するダイエットなど予防的なリハビリテーションを行うことが必要になってきました。再び動物として適した状態にしていくこと、また飼い主さまとの生活に適した状態にし、充実したペットライフを過ごしていただくために当院では生活環境に合わせたリハビリテーションを提供しています。

リハビリテーションの流れ

種別

リハビリテーション

徒手療法・運動療法・水治療法(プール、水中トレッドミル)・物理療法・カートセラピーなど

  • 通院外来
  • 入院

フィットネス(予防的リハビリテーション)

フィットネスとは、「健康な状態でいること」または「健康維持・向上を目的とした運動」を意味します。ペットと楽しく過ごせる時間を長く保つためには、治療を必要とする状態に陥らないように、予防することが大切です。

  • 通院外来

※リハビリ、フィットネスどちらも初回に獣医師の診察が必要
※水に入る場合は1年以内のワクチン接種が必要

施術詳細

陸上のリハビリ

通院外来

マッサージ・関節可動域訓練、バランス練習などマット上で行える運動療法
所要時間:30〜45分

入院

所要時間:20〜30分1日2〜4回

水中のリハビリ

通院外来

プールとトレッドミルなどの水を使ったリハビリ(水治療法、ハイドロセラピー)
所要時間:60分(洗い・乾かし含めると90〜120分)
カウンセリング、軽い洗い(シャンプー・リンス使用、肛門腺)、ハイドロセラピー、ドライ(30分以上は追加料金)

入院

所要時間:60分

 

セラピストコース

フィットネス通院外来

カウンセリング、軽い洗い(シャンプー・リンス使用、肛門腺)、ハイドロセラピー、ドライ(30分以上は追加料金)。主にプールを使用します。
所要時間:45〜60分(洗い・乾かし含めると75〜120分)

設備

  • ・プール
    ・水中トレッドミル
    ・高濃度酸素カプセル(高萩のみ)
    ・運動療法器具
    ・車いす

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